アド・ネット・ゼロに参加し、持続可能な未来に向けた取り組み
2023年3月23日、世界最大級の独立系アドエクスチェンジであるIndex Exchange Inc.(本社:トロント)は、広告の開発、プロデュース、運用に伴う二酸化炭素排出量を実質ゼロにするために業界全体で活動を推進する団体、アド・ネット・ゼロ(英語)と提携を開始いたしました。Index Exchangeは、アド・ネット・ゼロを支援することで、業界との連携を核とした、より環境に優しいインフラや事業運営に関する継続的な研究・投資への取り組みを加速します。
アド・ネット・ゼロの米国ディレクターであるジョン・オズボーン(John Osborn)は、「Index Exchangeをアド・ネット・ゼロのサポーターとして迎えることができ大変嬉しく思っています」と述べています。「Index Exchangeはデジタル広告のエコシステムの重要な一部であり、サステナビリティへの取り組みは、大きな影響をもたらします。」
Index Exchangeは、サステナビリティを念頭に置いた構築と革新を続けています。当社が2021年に行ったアドエクスチェンジ・テクノロジーの全面的な再構築は、より多くの機能を迅速に構築・展開するだけでなく、計算・処理能力の面でもアドエクスチェンジ全体をさらに効率化することに焦点を当てたものでした。グローバルで実施した改善によって、オークション1回あたりの消費電力を40%削減できました。また、取引の際のホップ数を最小化し、直接的な取引を優先することで、広告サプライチェーンの効率化にも注力しています。
Index Exchangeは、IAB Tech Lab、IAB UK、IAB Europe、IAB Australia内のサステナビリティ・ワーキンググループをはじめ、IABが主導する複数のグローバルサステナビリティグループに積極的に参加し、より環境に優しいエコシステムの基盤となる一貫した基準や測定を確立しています。また、Scope3とのパートナーシップを通じて、バイヤーに、デジタル広告キャンペーンが与える影響を実質的にゼロにするためのサステナブルなメディアパッケージを提供しています。
<Index Exchange 最高マーケティング責任者 ロリ・グードからのメッセージ>
「当社は、脱炭素化への取り組みを進め、アド・ネット・ゼロとともに、デジタルメディアのエコシステム内のサステナブルな変化を促したいと考えています。あらゆるビジネス上の意思決定において、サステナビリティを優先させることは私たちの責任です。私たちは、事業運営において気候変動に配慮した意思決定を行い、業界と連携し一貫した基準を確立、ネット・ゼロの目標に向けて、従業員とお客様の取り組みをサポートし続けます。」
Index Exchangeは、高性能なグリーンビルにオフィスを構え、環境問題に配慮したワークスペースを実現することに力を注いでいます。Index Exchangeの2大オフィスであるトロントとニューヨークは、LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)の認証を受けています。